マッチングアプリで知り合った人とのLINE交換や、やり取りした後の断り方、どうすれば丸く収まるかな?と悩んでいるあなたへ。
「いまはLINE交換したくない…どう断われば丸く収まる?」
「LINEでやり取りをしていたけど、もう終了したい」
相手を傷つけたくないけれど、自分も嫌な思いはしたくないというのが人情です。いきなりブロックでは余りにも刹那的。なので、相手への誠意ある断り方を提案します。
LINE交換前、交換後などのシーン別に相手に恨まれないよう、丸くおさめる具体的な例文を紹介。さまざまな場面で役立つヒントとなれば幸いです。
マッチングアプリでのLINE交換の断り方【例文】
マッチングアプリで出会った相手から、LINE交換したいと言われるのはよくあること。しかし、あなたがまだタイミングが早すぎると思っていても、なかなか断り難いものです。
相手を傷つけずに、丁寧にLINE交換を断る例文を紹介します。
礼儀を保ちつつ、自分の気持ちや考えをわかりやすく伝えることが重要です。
相手を怒らせたりすると大変…だから渋々LINE交換…とならないよう例文を活用してくださいね
お断り例文1:自分は慎重派であると伝える
LINEの交換のお誘いいただき、ありがとうございます。ただ、私はまだオンラインでのやり取りに関して慎重なんです。もう少しアプリでの会話を楽しんでから、次の段階に進めたらと思っています。ご理解いただけると嬉しいです。
お断り例文2:仕事とプライベートのバランスをとりたい
LINE交換の提案、とても光栄に思います。しかし、私はプライベートと仕事のバランスを大切にしていて、新しい連絡先をすぐに追加することに少し躊躇しています。
もう少し時間をかけて、お互いをよく知ることから始めたいと思っています。
お断り例文3:信頼関係を築いてから
LINEを交換しようというお誘い、ありがとうございます。実は私、個人的な連絡先を交換するのは、もう少し信頼関係が築けてからにしたいと考えています。今はアプリ内でのやり取りを続けて、互いにもっと理解を深めていけたらと思っています。
お断り例文4:過去に嫌な経験をした旨を伝える
LINEの交換、お誘いいただきましてありがとうございます。実は、過去にLINE交換後に嫌な思いをしたことがあり、LINE交換には慎重になっているのです。
〇〇さんは、そんなことはないと思ってはいますが、もう少しアプリで親交を深めていきませんか?
お断り例文5:メール交換などの代替案をだす
LINE交換のご提案、ありがとうございます。実は、私としては、まずはメールで落ち着いたやり取りをして徐々に互いの理解を深めたいと考えていますが、いかがでしょうか。
※LINEは、ID、過去の投稿、プロフィールなど個人情報につながる要素がたくさんあります。メール交換ならリスクが低いうえ、リアルタイムで対応する必要もありません。安全性を優先しつつ、相手の要望を聞き入れたい場合はメールアドレスの交換がおすすめです。
もし、理由を尋ねられたら、上記を参考にしてくださいね。
LINE交換~よくない断り方:不誠実な対応
ここでは、よくないLINE交換の断り方を具体的に解説します。不誠実なやり方は、時として相手の感情を逆なでて怒りを誘発させる危険性があります。それは極力避けましょう。
その前に、予備知識として知っておきたいことがあります。LINEは、今や日本で最も普及しているコミュニケーションツールです。総務省の調査によると、2022年3月末時点で、LINEの利用率は79.1%と、国民の約8割が利用しています。
そのような現状を念頭において、いくつかのLINEでの断り方を考えていきます。
参考資料:総務省
よくない例1:LINEを使っていないと嘘をつく
LINE交換を断るときにLINEを使っていないと嘘をつくことは、おすすめしません。(本当に使っていないなら別ですが。)
その場合、インストールしてすぐに使える旨を説明される可能性もあり、良い理由にはなりません。
LINE交換を断るときは、正直に断りましょう。相手を傷つけないように、丁寧な言葉遣いで、理由を説明して断るのがベストです。
- LINEを使っていないと嘘をつくのは、相手にバレる可能性が高いです。
- 嘘をつくことで、相手を不信感をもたせる可能性があります。相手は「この人は嘘をつく人なんだ」と判断し、今後の付き合いは困難になるかもしれません。
よくない例2:交換直後にいきなりブロック
嫌々ながら仕方なしにLINE交換をして、その直後にいきなりブロックしたりするのはおすすめしません。
一度はLINE交換を承諾したのに、その直後にいきなりブロックしてしまうのは、相手を喜ばせておいて、崖から突き落とすような行為になります。
相手の気持ちを考えて平和にいきましょう
- 「なぜブロックされたのか分からない」と不安や不信感に陥らせることになります。
- いきなりブロックをされると、相手はショックを受け傷ついた気持ちになるかもしれません。
- 相手が執拗に連絡をしてきたり、嫌がらせをしてきたりする可能性もあります。
LINE交換を断るときは相手の気持ちに配慮して、丁寧な言葉遣いで理由を説明しましょう。
よくない例3:返信せずにフェードアウト
LINE交換をした後に返信せずにフェードアウトするのは、おすすめしません。徐々に連絡の頻度を減らして、自然消滅させるという意味ですが、LINEの拒否のしかたとしてフェードアウトする人は少なくありません。
しかし、フェードアウトは以下の理由からネガティブな要素を持つのでやめておきましょう。
- 相手を傷つけてしまう:フェードアウトは、相手に「嫌われた」「無視された」という気持ちにさせてしまう可能性があります。相手は、なぜ連絡が来なくなったのか分からず不安や不信感を抱くでしょう。
- 相手を執拗に連絡させてしまう:相手が「なぜ連絡が来ないのか」と不安になった場合、より頻繁に連絡をしてきたり、嫌がらせをしたりしてしまう可能性があります。
- トラブルの原因になる:フェードアウトすることによって、相手が怒りや恨みを抱く場合、トラブルに発展する可能性があります。
LINE交換・やり取りした後の終わらせ方【例文】
断り切れずに、興味のない人とLINE交換してしまった場合、できるだけ誠実に対応しましょう。
最初から断っていれば、相手の感情は「がっかり」「残念」という程度で済みます。しかし、いったん承諾したのに直ぐに断るのは、相手の感情を振り回すことになります。
自分自身、後味が悪くなるような対応はしたくないですね
まずは相手の感情を思いやり、尊重し、極端な発言は避けながらも、あなたが気乗りしていないことが伝わるように工夫しましょう。それにより、丸く収められる可能性が高まります。
LINE交換後すぐの例文1:自分の状況が急に変わったと伝える
LINE交換して間もないのに申し訳ありませんが、私の状況が急に変わりました。そのため、これ以降はLINEのやり取りができません。勝手を言いまして本当にすみませんでした
「あなたに興味がないのに、うっかり」とは決して言わないで。ポイントは、理由の詳細は書かないこと、最後は過去形の言葉で締めくくることです。
その後、相手から返信があっても開封したり既読にしてはいけません。期待を持たせることなく、本当に終了したことを認識してもらいましょう。
数回やり取り後の例文2:多忙のため自分から連絡すると伝える
こんにちは、最近になり、実はとても忙しくてLINEでやり取りをする余裕がない状況になっています。メッセージをいただいても、なかなか返信ができない感じです。時間ができた場合は、こちらからご連絡します。ごめんなさい。
このようなメッセージを送るのは、早ければ早いほどいいです。相手の中にモヤモヤが溜まらないうちに、あなたへの期待値を崩してもらいましょう。
LINEでのデートの誘いの断りかた【例文】
ここでは、今後のやり取りを終了させるのではなく、「今回のデート」に限ったお断り例文を紹介します。そのため、今後、進展する可能性を残した内容となっています。
デート断り例文1:仕事の都合で断る場合
〇〇さん、こんにちは。デートのお誘いありがとうございます。ただ、今の私は仕事に追われ、気持ちに余裕がない状態です。この忙しさが一段落したら、ぜひあなたとの素敵な時間を過ごしたいと思っています。それまでお待ちいただければ幸いです。
この文章では、忙しい中でも感謝の気持ちを表現し、未来に向けての期待を伝えています。また、相手の提案を大切に思っていることが伝わるように配慮しています。
デート断り例文2:体調不良で断る場合
〇〇さん、お誘いに感謝します。しかし、今、体調を崩しており、良い状態であなたに会うことができません。回復した際には、元気な姿であなたとの食事などを楽しみたいと思っています。
この文章では、体調不良を理由に断りつつも、相手に対する思いやりを示し、今後、会った時への希望を込めています。
デート断り例文3:相手の気持ちに配慮して断る
〇〇さん、いつもお誘いありがとうございます。残念ですが、今、立て込んでおり、時間がとれない状況です。落ち着いたら、ご連絡をしたいと思っています
ここでは、相手の気持ちを大切にしつつ、自分自身の状況を誠実に伝えています。また、未来への希望を持たせる表現が含まれています。
恋愛関係にすすめないことをLINEで伝える方法【例文】
マッチングアプリで出会った相手とLINEでしばらくの間やり取りしていたが、交際を断りたい場合。相手を怒らせないで、でも期待はさせないように伝えられるような例文です。
今後は友達としてつながっていたいのか、一切のつながりを立ちたいのか、あなたの気持ちに合わせてアレンジしてください。
交際断り例文1:準備ができていない
最近のやり取りで、あなたのことをいろいろ知ることができてよかったです。でも、正直に言うと、私はまだお付き合いを考える準備ができていないんです。あなたのことは尊敬していますし、友達としてこれからも良い関係を続けたいと思っています。
※赤色の部分は、あなたが今後も友人でいたいかどうかで変わります。必要に応じて外してください。
交際断り例文2:自分のことで精いっぱい
あなたからのお付き合いの提案、感謝しています。ですが、私は今、自分自身のことで精いっぱいで、真剣な交際をするにはまだ心の準備ができていないんです。あなたとの時間は楽しかったです、今までありがとうございました。
交際断り例文3:恋愛関係は難しい
交際の提案、ありがたく思っています。ただ、私は自分の気持ちをよく考えた結果、今は恋愛関係に進むことは難しいと感じています。あなたは素晴らしい人ですし、感謝の気持ちを持っています。友達としてこれからもよろしくお願いします。
※赤色の部分はあなたの気持ち次第で「今までありがとうございました」がふさわしい可能性もあります。
こんな場合はLINEのやり取りは ”やめ時”
マッチングアプリからの流れと、相手に対する多少の期待をもってLINEのやり取りを始めた。しかし、いまいち進展させたいという気持ちにはなれない。
そんな場合は一歩立ち止まってみましょう、もしかすると「やめ時」なのかもしれません。
お互いのために、気乗りしない状態で時間を費やすのはやめましょう
義務感で返信している
あなたが義務感でLINEの返信をしているならば、やめ時です。
LINEはコミュニケーションツールとして便利ですが、義務感で返信していると、ストレスが溜まり精神的に疲れてしまう可能性があります。また、相手に対しても欺いているようで失礼に当たるかもしれません。
- 嫌々ながら返信している
- 返信しないと相手に悪いと感じる
- 返信するのが面倒くさい
仕事でもない限り、LINEは互いにとって楽しいものであってほしいものです。義務感で返信している場合は、無理に続ける必要はありません。
話が合わない&続かない
話が合わない、または会話が続かない場合は、LINEのやり取りを終了する時期かもしれません。以下のような状況になっていますか。
- 相手からLINEが来ると返信するのが面倒くさい
- 返信しても会話が盛り上がらない
- 返信を忘れて相手に怒られる
そんな場合、自分の感情を確認し、なぜ会話が合わないと感じるのかを考えてみましょう。原因がハッキリしていて改善の余地がありそうなら、もう少し工夫できそうです。
しかし、ストレスになるなら自然にやり取りを終了させるようにしましょう。会話が合わない相手と無理にLINEを続ける必要はありません。もっとあなたに会う相手を探しましょう。
思っていたような人ではなかった
はじめはなんとなく合いそうな気がしたけれど、交流していくうちに合わないと感じるようになった…..そんなこと、よくありますね。
そうして、思っていたような人ではなかった相手とやり取りを続けると、失望、怒りなど、ネガティブな感情を抱き、蓄積される可能性があります。無理に続けると相手を傷つけてしまうかもしれません。
- 性格が合わない
- 価値観が違う
- 趣味が違う
- 人柄が好みでない
- ネガティブな感情を抱く
- 誤解が絶えない
このように、すれ違いがあったり価値観が違っている相手とやり取りを続けると、自分自身や相手にマイナスの影響を与える可能性があります。
以下のような場合は、LINEを続ける必要はありません。
- 相手からLINEが来ると嫌な気持ちになる
- 返信するのが面倒くさくてつい既読スルーしてしまう
- 相手と会う約束をしてもドタキャンされる
期待と異なる相手との関係は無理に続ける必要はありません。自分の心地よさを大切にしましょう。
温度感が違って疲れる
LINEをしていても、温度感が違うと疲れます。そんな場合は、いつまでも平行線になってしまうかもしれませんので、やめ時といえます。
温度感が違って疲れると感じる理由。
- テンションが違う
- 話題が合わない
- 返信の頻度が違う
- コミュニケーションスタイルが違う
- ストレスや疲労感を感じてしまう
- 会話するのが面倒くさい
- 返信するのが負担になる
- 相手に失礼な印象を与えてしまう
- 返信の内容がそっけない
このように、温度感が違うといういのは価値観の違いともいえそうです。価値観の違いを変えるのはとても困難です。
疲れる相手とやり取りを続けると、自分自身や相手にマイナスの影響を与える可能性があります。あなたを大切にしてくれる人を探しましょう。
恋愛関係にすすむか迷っているなら同時進行もあり
恋愛関係に進むか迷っている場合、同時進行で複数の人と交流することも一つの選択肢です。
- 複数の人と交流し自分に合う相手を見極める
- 正直かつ誠実であることを心がける
- 自分の感情や相手の感情を尊重しながら適切な選択をする
恋愛相手の複数の候補者と同時進行するのは、より自分に合う最適なパートナーを見極めるために必要です。
完璧な相手は存在しないということを認識しながら、自分がいちばん自然体で楽しく感じられるような相手を選ぶことをおすすめします。
まとめ
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。
実は、マッチングアプリで出会った相手に限らないですが、お断りをする際は相手の気持ちを尊重しつつ、自分の気持ちを正直に伝えることが重要です。
自分の気持ちには嘘をついてはいけませんが、相手を傷つけないための理由は「嘘も方便」でいきましょう
具体的な理由を添え、誠意を示すことで相手のネガティブな感情を最小限におさえることができます。また、断る理由は明確で簡潔にするのが効果的です。
- 相手の気持ちを尊重する
- 自分の気持ちを正直に伝える
- 事実でなくとも具体的な理由を添える
- 礼儀正しく断る
「【マッチングアプリでのLINE・断り方例文】丸く収めるコツとシーン別の例文」でした。