離婚歴があり、婚活をしている方、これから婚活をしようと検討している方はどんなところを気をつけたらいいのか?と思う事がありますか?
この記事では、離婚歴がある人特有のコツや重要ポイントをお伝えします。
現在、日本での離婚率は35%を超えていますのでバツイチの方の比率も一定以上あり、幸せな再婚を果たしている方が多いのです。
この記事を読むと、あなたもバツイチの経験を前向きにとらえて婚活していく方向性を掴めるようになります。
では、ご説明していきます。
離婚歴あるバツイチの婚活が成功しやすい現在の状況
バツイチ、離婚経験を持つ人が婚活をして再婚することは珍しくなく、偏見を持たれることも少なくなりましたね。
平均結婚年齢がどんどん遅くなっているのも理由の一つです。
もちろん20代・30代で結婚経験のない人と比較すれば、バツイチの40代男女のほうが不利であることは否定できません。
しかし、実際に再婚している人が増えていることは統計からも明らかです。
厚生労働省『平成30年度 人口動態統計月報年計(概数)の概況』によると、再婚件数の割合は夫19.7%、妻 16.9%で、夫妻とも前年より0.2ポイント上昇しています。
こちらの記事は婚活で出会った相手が離婚歴ありで、あなたが迷っていたら?ヒントになります。
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離婚経験者が再婚を成功させるコツ
離婚経験者が再婚を成功させるために、以下のようなポイントを確認しておけばコツが掴めます。
- バツイチを隠さない
- 元配偶者の悪口を言わない
- 再婚を焦らない
- 相手に要望をし過ぎない
- 結婚相談所を利用する
ひつつずつご説明します。
バツイチを隠さない
結婚相談所などの婚活サービスを利用しているなら「婚歴」の欄がありますが、マッチングアプリの場合はその種類の欄はありません。その場合はコメント欄にあらかじめ「離婚歴有り」、「バツイチ」等と記載しておきましょう。
バツイチに対して否定的な考えを持っている人との無駄な接触は、極力避けるほうがスムーズに婚活が出来ます。
デートを何度か重ね仲良くなったてきた相手には、慰謝料、毎月の養育費、子供と会うペース、元妻との関係性などについて自分から説明しておきましょう。
同じバツイチ同士なら互いに自己開示をするという意味合いもあり、余り遠慮せずに状況を説明できますね。
しかし、未婚の人にとってはどこまで離婚の件に触れていいのか?深掘りするのは躊躇する部分だと思いますので、自ら明らかにすることで相手の不安を拭い信頼を得られるに違いありません。
元配偶者の悪口を言わない
離婚原因を相手に説明することは必要ですが、必要以上に元夫・元妻を悪く言うのはやめておきましょう。
相手の方は配偶者の立場を自分に置き換えて想像するかも知れません、その場合、自分がこの人の配偶者になったらこのように悪く言われるの?と疑問を持つかも知れません。
さらに、もと配偶者に未練が残っていないことも明らかにできればいいですね。
再婚に焦らない
前の経験を反省の上、今回はじっくり相手を見極めていくというスタンスでいましょう。
結婚を焦ると、相手を冷静な目で見られなくなってしまうので相手が再婚相手としてふさわしいのかを慎重に観察しながら判断したいものです。
特に、シングルマザーやシングルファザーの場合は先を急ぐ傾向があるようですが、子供を中心に全員が幸せになれるのかどうかをしっかりと見極めましょう。
相手に要望をし過ぎない
若すぎる相手や年収に拘り過ぎると、なかなかマッチングできなくなりますので柔軟に許容範囲を広げていきましょう。
また、完璧な相手は存在しないという現実は既に学んでいることですし、将来的に良い関係を育てていける相手なのかどうかを冷静にかつ柔軟に見ていきましょう。
結婚相談所を利用する
婚活パーティーは実際にカップリングして連絡先を交換しても、その後のお付き合いに発展する可能性が低いようです。
一方、2020年のコロナ渦の影響を受け、婚活アプリやオンライン化が急速に進んだ結婚相談所は更に人気です。
特に、確実に早いタイミングでの再婚を目指している方は、やはり仲人的な担当者がサポートしてくれる結婚相談所がおすすめです。
身元確認、年収、学歴、独身証明での確認を取っているので堅実な婚活が出来ます。
40代といえば一般的には会社でも責任ある地位につき働き盛りの世代ですから仕事が忙しく、婚活の時間を設けるのが難しいこともあります。
子どもがいる場合は更に忙しい方が多いでしょうから、結婚相談所を利用することで効率的に良いパートナー探しが出来るようになります。
ちなみに、恋愛結婚よりも現代のお見合いである婚活での結婚のほうが離婚率が低いんです。
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離婚歴ありの良い側面
離婚歴有の人の良い側面に注目してみましょう。
今や婚姻全の約3割が再婚になっているので、離婚し再婚することは一般的な現象と受け取られるようになっています。
人生の中の大きな決断である「結婚」と「離婚」を経験しているので以下のような側面を期待されます。
■離婚歴ありの良い側面
- 経験が人間的厚みを感じさせる
- 細かいことをうるさく言わない
- 家族を持つという責任感を理解している
経験が人間的厚みを感じさせる
離婚というつらい経験をしているので、前回の離婚を反省し次こそは家庭を大切にしようという気持ちが強まっている。
男性の場合
一度も結婚したことのない40代以上の男性よりもバツイチの男性の方がモテるといわれています。
女性の場合
離婚経験のある40代女性は強くて自立している人が多いため、草食系男子にとっては魅力的な存在といわれています。
細かいことをうるさく言わない
結婚を実際に経験しているので家庭内の事や配偶者との間での細かいことをうるさく言わない。
完璧なものを夢見ていない。細かいことをあれこれ言うのは無駄であると分かっている。
反面、前妻が完璧な人だったとしたら指摘される可能性があります。この辺りは事前に確認しましょう。
家族を持つという責任を理解している
誰しもはじめて結婚する時は一から学んでいくものですが、一国一城の主になった経験があるので例え子供を持たないとしても家族を守るという認識がすでに身についている。
離婚をするまでに大変な思いをしてきているので、揉めるよりも相手の言い分をある程度は聞き入れる知恵を持っている。
私が結婚した時の夫は、ひとり暮らしの経験がない実家暮らしの人だったので、家事でも何でも黙っていても片付くものだと勘違いしており、私は愕然としましたが、経験者ならそんな基本的なことに悩むことはないでしょう。
以下の記事は誠実な男性の見分け方について深掘りしています。
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離婚歴ありの難しい側面
離婚歴ありの悪い側面。
前章まではバツイチの良い側面をご紹介してきましたが、もちろんマイナスな面もたくさんあります。
まず第一に大きな課題は俗に言う「バツイチ子持ち」の場合です。
子供がいるのといないのとではパートナー候補の捉え方が異なります。
また、子供の年齢によっても状況が大きく異なりますね。もし、子供がいてもOKな相手だとしても、子供の親としては以下の面について慎重に考えることになります。
- 子供が幼い場合は新しい親に自然に懐く可能性が高い。
- 子供が高校生以上なら理解してくれる可能性が高い。
- 子供が小学生~中学生なら感受性が鋭い為、難しい。
その他の要因として子供がいる場合は元配偶者との関り、子供を引き取る危惧、財産分与など気になる項目が一気に増える為、簡単ではありません。
そのあたりについてのシビアな評価があります。
■40代バツイチの難しい側面
- 養育費の支払いが負担になりそう
- 子供がいるのに離婚するのは余程酷い問題を抱えている
- 公平な離婚理由を聞けないに決まっている
- 財産分与の際に取り分が減らされそう
・・・という何とも余りにも現実的すぎる意見。
実際に、私の知り合いの中には、中学生の子持ちの女性と再婚するも、子供との関係がうまくいかず二度目の離婚に至ってしまったという男性がいます。
どちらの立場にとっても、慎重に考えなければなりません。その相手と再婚することにより、子供が受ける影響を最優先で考えてあげる必要がありますね。
特に注意したいポイント
離婚という作業は心身ともにとても辛く、痛手を負います。
あなたがバツイチで既に離婚の痛手から立ち直っているならば人間的に一皮むけ、ひとまわり器が大きくなっている感覚があるのではないでしょうか。
しかし、未だ立ち直っていない場合は要注意です。その傷みの片棒を新しい相手に背負わせかねないので、以下の2項目を注意して振り返ってみてくださいね。
■2つの注意点
- 離婚の痛手から立ち直っているのか
- 子供に関することで揉めていないか
上記の二点とも、キレイに消化できていないと新しいパートナーへ良くない影響を与えますし、相手に助けを求めるのも良くありません。
それならば、全てキレイに解決してから婚活をスタートさせるようにした方がスムーズに先へ進めるはずです。「急がば回れ」ですね。
婚活で選んではいけない男性のタイプがあります。
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まとめ
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。
無駄な経験はありません。どれも次のチャンスに活かせます、そこが救い。
おさらいをします。
■2つの注意点
- 離婚の痛手から立ち直っているのか
- 子供に関することで揉めていないか
上記の二つは何よりも重要なことなので、一度立ち止まってチェックしてくださいね。
未婚も離婚も人によってその背景はそれぞれなので、まずはひとりひとり状況を詳しく確認しましょう。
以上、「離婚歴あり・バツイチの婚活を成功させる5つの重要ポイント」でした。