周囲の人はどんどん恋人ができたり、結婚したりしていくけど…私は人に対して恋愛感情をなかなか持てないし性的な欲求も無い…
しかし、一般社会の波には乗りたいし親を安心させたい…そんな風に思っているアセクシュアルの要素がある方は結構多いのではないでしょうか。
今、恋愛感情を伴わない新しい結婚のカタチ「友情結婚」として広まっています。
あなたがアセクシュアルなら、恋愛を伴わないこのカタチが合っているかも知れません。
この記事ではアセクシュアル(Aセクシュアル・エイセクシュアル)にとっての結婚について、深掘りしていきます。
悩んでいる方の参考になれば幸いです
そもそもアセクシュアルとは何か
アセクシャル(Aセクシュアル・エイセクシュアル)って…今まではあまり聞き慣れなかった言葉ですね。
少し前、NHKのドラマでアセクシュアルという特性を持つ男女が主人公となっている、結婚を題材にした「恋せぬふたり」が面白くて話題になりましたが。
では、アセクシュアルとはどのような特徴をもつ方々を言うのかを確認します。
アセクシャル(アセクシュアル)とは
以前は聞き慣れない言葉でしたが、今は少しは認知度が高まってきたアセクシュアル。
男性・女性を問わず他者に対して性的な欲求をもたない、あるいは恋愛感情をもたないセクシュアリティのことです。
もっと詳しく解説すると以下のようになります。
- 相手を好きになる事はあるが性的な要求がない:アセクシュアル
- 性的欲求・恋愛感情の両方を持たない:アロマンティック・アセクシュアル
アセクシュアルとは?既に知っている方が多いレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーには該当しない、人口の約1%と言われるセクシャリティです。
近年では、友情結婚に特化した婚活サービスも出現していますね。「LGBT」は知っている方も多いと思いますが「LGBTQIA」の「QIA」に該当します。
友情結婚について興味のある人、深掘りしたい人はこちらの記事も読んでみてくださいね。
アセクシュアルとノンセクシャルとの違い
ノンセクシャルとアセクシャルは誤解されがちと言われますが、二つの違いはどのような部分にあるのでしょう。
- アセクシャル:恋愛感情は大まかに「ない」、性的な欲求はない
- ノンセクシャル:恋愛感情は「ある」、性的な欲求はない
アセクシュアルより、もっと限定的なのがノンセクシャルですね。
ただし、セクシュアリティの定義づけはとても難しいうえ、本人も年齢によって傾向が移り変わる可能性があるので曖昧な面があります。
自分のセクシュアリティが分からない人は多い
今、男性の性的マイノリティについては圧倒的に「ゲイ」であることを自認している人がとても多いです。
並びに、レズビアン、バイセクシャルは、自分のセクシャリティを自認しやすいと言いわれます。
一方で、自分が何に該当するのかを自認できずに悩んでいる、真っ只中という方が多いのが現状。
今現在も、私は恋愛できないし人と何か違う、自分だけそうなんじゃないか、と悩んで不安な気持ちを抱えている方もいます。
誰かが説明してくれるたり、積極的に話してくれる内容ではないので、なかなか判断するのが難しい分野ですね。
アセクシュアルの人でも結婚できる?
アセクシュアルの人でも結婚できます。
恋愛感情が弱くても無くても、性的欲求が無くても、将来、一緒に生き、信頼し合える相手(家族)の存在がほしいと考える方は多いのではないでしょうか。
最初から、アセクシャルの要素をもつ事情・特徴を相手と話し合い、互いに理解し合って同意のうえ結ばれる結婚です。
アセクシャルを自認する人同士、アセクシャルの女性とゲイの男性、アセクシュアルの男性とレズビアンの女性、または性的関係を絶対に避けたいという人も検討する価値があります。
なぜ結婚したいのか、理由は?
私はアセクシュアル、私はノンセクシャル、と自認していても、自認できていなくても、恋愛感情が無くても結婚したいと思う、理由とは。
多くの人はカミングアウトはしていない、あるいは自分が何なのかを自覚していないという状況です。
それを前提として理由を考え、深掘りしてみると日本独自の背景と流れが見えてきます。
【アセクシャルでも結婚したい理由】
- 親や周囲の期待に応えたい
- 世間体や社会的地位向上の為
- 人生のパートナーが欲しい
- 子どもが欲しい
自己の気持ちではなく、周囲の目を気にする日本特有の風土が影響しているように思えますね。
ひとつずつ内容を解説します。
親や周囲の期待に応えたい
本音を言えば、私は結婚しても結婚しなくてもどちらでもいい……しかし、親を安心させたり、周囲の人の期待に応えたいと考えている。
やや古めかしい感じはしますが、このように考えている方は多いですね。
会社(社会)での体裁のため
今、この時代でも、日本の社会は単身者よりも世帯もちの人の方が信頼を得やすかったり、自立した大人として認められやすかったり、行政的にも優遇される場面が多いと言われます。
特に友情結婚を希望する男性は、周囲からの評価が影響しがちである、社会的な地位や収入が高い人が多いそうです。
人生のパートナーが欲しい
アセクシュアルやノンセクシャルなどの性的少数派を含め、単に性的な関係を絶対に避けたい、恋愛感情は持たないという人にとっても、一生ひとりで過ごすのは寂しいと感じるものです。
特に、コロナ禍など環境の変化をキッカケに付き合う相手・パートナーが欲しいと思い始める人が多いようです。
【パートナーが欲しいと思った理由】
参考資料:リクルートブライダル総研
※グラフは当編集部で制作
意向恋人が欲しくなった理由TOP10 | 比率 |
---|---|
好きな人と一緒にいたい | 35 |
精神的に安定した生活を送りたい | 18.5 |
自分の家庭をもちたい | 17.7 |
精神的に支え合いたい | 15.4 |
経済的に安定した生活を送りたい | 15 |
誰かと活きることの意味を感じた | 14 |
将来の不安 | 11.2 |
異性と会う機会が減った | 9.2 |
生活するうえで合理的 | 6.5 |
友人知人にすすめられた | 4.7 |
参考資料:リクルートブライダル総研
全体を俯瞰してみると、まずは心の安定を求めている人が多いのではないかと推察します。
そのような意味において、アセクシュアルの人は不安定な恋愛感情を省いた関係を構築するので、友情結婚を検討するなど、ハードル一つ分はクリアしているとも言えますね。
子どもが欲しい
実は、子供を持つことを第一の目的として友情結婚をめざしている男性は多いと言われます。
「私は子供が欲しいけど性行為は行いたくない」という男女が同意のうえ、結婚出来れば同じ目的に向け協力し合えるので、不妊治療とよばれる人工授精、体外受精で子供を授かる希望を持てますね。
今、一部の人工授精等に保険適用されるようになるなど、子供を持ちかたも多様化しています。
どちらにしても、双方が早い段階でよく話し合い決めておくことが大切。
友情結婚・成婚者のリアルな感想
ここでは、実際に友情結婚に向けた活動を行い、結婚に成功した当事者の代表的な感想を「結婚相談所カラーズ」より抜粋してご紹介します。
■20代女性(Aセクシャル)
友情だけではなく、信愛のような感情があるように思うQ:二人の関係は”友情”ですか
引用&抜粋:結婚相談所カラーズ
A:私は友情だけではなく、信愛のような感情があるように思います。
二人でいる時に沈黙の時間も結構ありますが、そんな時間も苦痛ではなくむしろ心地よい(少なくとも私は)、そんな関係でしょうか…?
■30代女性(ノンセクシャル)
人生のパートナーと呼べる存在になっていきたいQ:二人の関係は”友情”ですか
引用&抜粋:結婚相談所カラーズ
A:まだよくわかりませんが、友情より家族愛に近い感じだと思います。これからお互いにとって人生のパートナーと呼べる存在になっていきたいです。
■40代男性(ゲイ)
社会的な責任を取り「独身時代の自分」を断ち切る覚悟を持つQ:友情等について
引用&抜粋:結婚相談所カラーズ
A:私は「友情」すら感じられない相手とは結婚はできないが、結婚するには「友情」だけでは足りない。具体的には「この相手と家族を作る」「家族ができれば社会的責任が生じる」「家族を養うために仕事をして生計を立てていく」という覚悟が必要。
■20代男性(ゲイ)
様々な理由はありますが、一番はタイミングだと思いますQ:二人の関係は”友情”ですか
引用&抜粋:結婚相談所カラーズ
A:男性→”友情”に変わっていければいいなと言い合う間柄です。女性→まだお互いに遠慮はある気がします。これからどんどん、親友のような家族になれたら良いなと思っています。
■30代女性(Aセクシャル)
彼女ではなく「友達」として扱ってくださることが嬉しかったQ:お二人の関係は”友情”ですか?
引用&抜粋:結婚相談所カラーズ
A:私からの感情は友情です。はじめはルームシェアのようなノリで一緒に過ごして、徐々に「家族」になっていければと思っています。
ほとんどの方が友情結婚にたどり着くまでに、結婚に向けた様々な活動を行って失敗を経験したり、違和感を持ってきたことは言うまでもありません。
そんな経験を経て、友情結婚に成功した体験者の感想を見てみると、自分にもできそう♪という親近感や勇気がわいてきますね。
自分と同じような志向の相手を確実に探す
いままでご紹介してきた中で、あなたに当てはまる要素はどの程度ありましたか。
最近は、一般的な結婚相談所や婚活アプリが年々増え、会員数も史上最大規模になっているという昨今ですが、性交渉(恋愛感情)を排除したい男女の友情結婚に特化しているのが結婚相談所カラーズ
どこで出会って、友情結婚できる相手を見つけるのかが問題ですが、はじめから、友情結婚に特化している結婚相談所であることは魅力です。
偏見の目で見られることも無く、何も恥ずかしがったり躊躇する必要がありません。
LGBTQなどの性的少数者であってもそれを自認していなくても、性行為が困難な方達も、入会対象に当てはまるのかを、一度相談してみてはいかがでしょう。
※ストレートの方は入会対象外です
あなたが友情結婚に特化した結婚相談所に入会する条件に合っているかどうか、無料で個別相談できます。
様々なカタチの結婚が選択肢になってきている
今や、「一般的な結婚」のほか、日本ではまだ法的に認められていない「同性婚」など、世界では様々な結婚のスタイルが広がっています。
アセクシュアルであっても性的マイノリティであっても、普通のカップルの結婚と同じように、社会に認められ、法的にも家族としての恩恵を受けたいですね。
できるだけ平穏に生活して法的な恩恵も受けたいわ
友情結婚だと願望が叶うかも知れませんね
友情結婚に特化した結婚相談所カラーズ
例えば、カラーズの友情結婚は、男性と女性の組合せに限りますので、他の人と同じように異性と結婚し普通に生きていきたいという悩みを抱かえている人に、とても合っているのではないでしょうか。
日本では唯一、友情婚活に特化した結婚相談所カラーズ
今、あなたの結婚に、新しい可能性や突破口を見つけるためにも、実際に無料相談を受けてみると「入会する・しない」、「合っている・合っていない」という判断を的確に出来ることでしょう。
※入会を強要されることは無いのが安心です
カラーズの情報
カラーズは、東京港区に本社がある株式会社colorus81が運営する、日本初の友情結婚を専門とした結婚相談所です。
■カラーズの基本情報
項目 | データ |
---|---|
入会費 | 33,000円 |
登録費 | 77,000円 |
月会費 | 8,800円 |
お見合い費 | 5,500円 |
成婚費 | 330,000円 |
クーリングオフ制度 | 規定による |
男女比 | 男性59% 女性41 |
年齢層 | 20代~50代 |
■会員の入会目的
- 結婚して生涯のパートナーが欲しい
- 結婚して子供が欲しい
- 結婚して親を安心させたい
- 世間体のために
- 一人では寂しいから
- 一人だと老後が心配だから
- 普通の結婚生活を送りたい
※堅い職業や高学歴・高収入の方が多く、自身の社会的立場を守るためにも結婚という形態を望むようです。
以下のグラフを見ると、女性の場合はアセクシュアルとノンセクシャルがとても多いですね。
果たして自分がアセクシュアルなどのLGBTQに当てはまるのか?自分のセクシュアルティを「はっきり自認していない方」や自分が「どのセクシュアルティなのかわからない方」は、とても多いそうです。
判断の決め手は以下に該当するかどうかです。
・結婚しても相手と性行為をしたくない
・性的対象に見られることに嫌悪感がある
果たして、あなたが友情結婚に特化した結婚相談所に入会する条件に合っているかどうか合っているかどうか無料で個別相談を受けられるので安心。
■無料相談を予約する
⇒友情結婚に特化した結婚相談所カラーズ
<入会資格>
・20歳〜50歳位までの日本国籍の方
・年収200万円以上の方
・定められた入会手続き必要書類を記入・提出できる方
・法律上の独身ならびに同棲関係を含む事実上の婚姻関係のない方
・入会相談と入会時面談に参加できる方(東京オフィスにて対面またはオンライン)
・その他、当相談所に定められた入会規定を基準とした、入会審査クリアされる方
特徴的な内容なので、入会したら専任担当と90分の面談があり、しっかりとした認識合わせを行ったうえで、あなたに相応しい人が紹介されます。
カラーズをイチオシする理由
一般的な結婚相談所だと、せっかくこの人となら仲良くなれそうと思っても、セクシュアリティを打ち明けることによってその関係性が終わってしまったりする可能性があります。
自分と似た考えの人を探すのは、やはり苦労しますし長い道のりです。最初からそのための苦慮が軽減されるのは大きな魅力だからです。
アセクシャルだからと結婚をあきらめないで
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
私はアセクシュアルかも知れない、私は性的少数派を自認してはいないけど、普通に結婚をして社会的にも認められたい、という願望をもつことは当然の権利。
同じような悩みを持っている人が意外に多いかも知れません。同じ考え方の相手に出会い、理解してもらえるなんてすごく幸せなことです。
そういう価値観の似ている仲間たちが登録している、とてもレアな結婚相談所に一度相談し、結婚を目指してみてはいかがですか。
以上、「アセクシャルでも結婚に興味のある人におすすめな友情結婚」でした。