厳しい婚活を生き抜くために心理学ラポールの要素で距離を縮めるコツをお伝えします。
皆さんは心理学の「ラポール」って聞いたことがありますか?
婚活でもビジネスでもコミュニケーションをもっとうまく行えたら、どんなに良いことか、と思いませんか?
今回、もともとはカウンセラーと相談者との間に築く心の状態「ラポール形成」をヒントとしたコミュニケーションについて書いていきます。
できるだけ早めに安心できる関係を築き、良い方向へすすむための参考にしてみてください。
婚活でもラポール形成されると安心感を得られる
ラポール形成とは、フランス語では「橋をかける」ことを意味するそうです。
婚活相手との関係、家族との関係、友人との関係などを良好に継続するには、ラポールが形成されてることが望ましいとされます。
【ラポール形成されている状態】
- 打ち解けている感覚
- 信頼している感覚
- 一緒にいて楽しいと感じる
上記のような時には、お互いの間にはラポールが形成されていると判断できます。
ラポールを形成されていると「何を言っても大丈夫」という安心感がその場に生まれ、緊張がほぐれた状態で会話ができるので、婚活で知り合ってから、まもない相手との間に形成されると嬉しいですね。
婚活にラポール形成を取り入れるための具体手な方法
ラポール形成の中で特に代表的なものを4つご紹介します。
・ミラーリング
・ペーシング
・キャリブレーション
・バックトラッキング
それでは、ひとつずつ解説します。
ミラーリング
ミラーリングとは、相手の仕草のような視覚的な動きを鏡のように合わせていく方法です。
人は共通点を持った相手に親しみを感じて心を開きやすい性質があり、これを心理学では「類似性」と呼びます。
長年連れ添った夫婦がとてもよく似ているのは、無意識でミラーリングを行って良好な関係を築けているからと言われています。
例えば、相手がコーヒーを飲んだら、自分も同じタイミングでコーヒーを飲むというような動作をすることです。
ペーシング
ペーシングとは、相手の声のトーンや大きさなど聴覚的な情報を合わせていく方法です。
ミラーリングは相手の仕草を真似るもの、ページングは相手の話し方を真似るものです。
「話すリズムを合わせる」というイメージです。
キャリブレーション
キャリブレーションとは、相手の心理状態を言葉以外の身振りや仕草から探っていく方法です。
例えば、相手が疲れている時、表面的にどんなに元気に振る舞っても、声のトーンや顔色から疲れていることが分かってしまうことが有ります。そのように察していくことです。
バックトラッキング
バックトラッキングとは、相手の発した言葉をオウム返しのように言葉を繰り返してまねる会話です。
この時、相手の発する言葉をそのまま同じ言葉で繰り返す必要があります。
好印象を得るには、「あなたに興味を持っています」という姿勢を示すことが大切です。
例えば「昨日、外食してきたんだ」と言われたら、そのまま「そう、昨日、外食してきたんだ、どうだった?」と言い返す感じです。
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婚活へ応用するときの心構え
しかし、上記のようなテクニックを意識的に行っていては逆にギクシャクしてしまいますね。
それよりも、「目の前の相手を尊重する心構え」が大切です。
これらの技術やテクニックを使わなくても、あなたに目の前の相手を尊重する心構えがあれば、意識しなくとも自然に行えてしまうはず。
技術を磨くより相手を大切にするという姿勢、その気持ちを磨けばよいわけです。
その為にも、まずはあなた自身が自分のことをよく理解しておく必要があります。
一度、落ち着いて自分を見つ直し、相手を思いやる気持ちを持つことで、自ずと共感する姿勢が生まれてきます。
婚活で心理学ラポールの手法で距離を縮める決め手とはまとめ
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。
ラポール形成について説明しましたが、テクニック優先か心構え優先かの違いのみです。
相手を尊重する気持ちが、第一に必要であり、それが出来ていればだんだん上手くいくようになるはずです。
以上、「婚活で心理学ラポールの手法で距離を縮めるコツを解説」でした。